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2019/04/06

ひとりごと

ひとりごと
その時々で思ったこと、考えたこと。

口語体、思いつき、フランク永井な走り書き。


帆布のバッグは卵チャーハンのようであるべきだと思うなあ、中華料理屋さんの。フカヒレチャーハンとか何とかチャーハンとか凝ったものは色々あるけどさ。結局帰ってくるのは馴染みの中華屋さんの味でたまに食べたくなるような。それが本筋なんだと思う。気を使わなくていいじゃん。あ、今日はちょっとしょっぱいな。油っぽいな。

製品にそんなバラつきがあったら困るんだけど。


昔からあるものってやっぱり昔からあるだけにある種の凄さがあると思うんすよ。言い換えればそれだけ淘汰に勝ち残ってきたわけだから。

以前にTVでダイオウイカの進化の軌跡を観ていたら、連中は捕食されないように深海へと生存域を変化させていったことで現在の姿になったらしい(うろ覚え)。

競争しなかったから競争に残った。


もし、自分が大金持ちだったら。

人気のない山奥に小さな庵を建てて外界と隔絶した生活を送りたい。もしくは寂れた温泉街を転々としながらホテル住いでもしたい。大邸宅だの高級車には興味がないし、所有によって嫉の念を他人から受け続けそうで嫌だ。とにかくひっそりと、外界から隔絶した世界で穏やかに暮らせたらそれだけで満足。

I want a range life,

If I could settle down,

If Icould settle down,

Then I would settle down


中国の西安から長距離バスに乗った時の話。

すし詰めの車内で寝て起きてはまどろみながら延々と車内のTV画面に映るB級中国映画を観ていた。何時間くらい乗ったのか。雨足が強くなった深夜に突然車内がざわざわとし始めた。

訳も分からないまま全員が張飛飯店というドライブインで降ろされた。

乗務員と血気盛んな乗客のやり取りを聞いていると、「お前らはここで飯を食え」「そういう契約だ」ということだった。

当然、中国人が全員怒りだした。そんな話は聞いていない。飯なんて食わねえぞ!

何人かは飯を食いに店内に入ったようだったが、取り残された殆どの乗客は雨の降る中で小さな庇の下に身を寄せ合って怒りのハンストをした。もちろん私も。

横にいた中国人の男が私の顔を見てニヤリと笑った。私もニヤリと返した。あれは言葉が通じなくても気持ちが通じあった瞬間だったな。

その後、何事もなかったかのようにバスは運行した。

中国らしいお話。


 

 

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