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クリア塗装で仕上げられた真鍮の角カンがポイントです。金具が使い込んでいくうちに本体の生地同様にエイジングされていくので、この部分の変化も楽しめるんじゃないかと思います。

横幅40cm×高さ25cm×マチ12cmというサイズはちょっとした荷物で街歩きをするのにちょうどいい感じですね。手紐は39cmです。長すぎず短すぎず、厚手のコートを着た時に手首が通るくらいのサイズ感と言えばいいのかな。内側には大きめで深めの吊りポケットもあるのでスマホや財布といった貴重品を収納するのによろしいんじゃないでしょうか。

過去一ハードなやつを作るつもりだったのになんか逆にお上品に仕上がっちゃったような…。とはいえ、これはこれでいいんじゃないかと思います（ものづくりの手応えとしてちゃんと感触があったので）。当初の意図とは大幅にずれちゃったけど、こういうこともある。

多分、ハード云々のコンセプトは先日Kさんと色々ブラック・サバスの話をしたのに引っ張られたんだと思う。

簡単そうに見えるけれど色々問題があって、7パターンで試行錯誤した末にこの持ち手になった。結局結論は「下処理を丁寧にやる」ことで解決という至極当たり前のことなのですが…。縫製前に色々やる事があるので私が始業前と終業後にこつこつやるしかないのかな。すごくガッチリ感のある持ち手です。うちでは珍しい30mm巾。

カラーは2色。ブラックブルーとダークグレーです。金具がハードなので色の締りを考えて濃色だけの展開にしたのだけれど、今後どうするかは未定。これで6,580円というのは自分でも驚きじゃ。どうかしてるよ。

店頭で見かけたら是非手に取って見てみてください。後ほどBASE出張所(仮)の方にもアップします。